生でも鍋でもおひたしでも! 冬は“ほろ苦”野菜・春菊が大活躍

冬の鍋料理で活躍する青菜といえば、やはり「春菊」をあげる人が多いのでは? アクセントになる独特の強い香りは、ほうれん草や小松菜などほかの葉野菜にはない春菊ならではの個性。13種類もの成分が主体となって醸しだされるあの香気は、自律神経に作用して胃腸の働きをよくする作用があるといわれています。

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春菊の栄養・効用

春菊の栄養価の高さは葉野菜のなかでもトップクラス。カルシウムの含有量は牛乳以上。カロテンもほうれん草や小松菜より多く含まれています。また、美肌に効果的なビタミンC、貧血予防に役立つ鉄分なども豊富。ゆでるとカロテンの吸収率がアップするため、さらに薬効が高まります。

また、濃い緑色はポリフェノールの一種であるクロロフィル。これは血中のコレステロール値を下げる作用があり、ビタミンB群とあわせると美肌効果を促進してくれます。

選び方のポイント

まずは葉の色と姿に着目して。濃い緑色でみずみずしく、根元まで密生しているものほど鮮度が高い証拠。また、香りの強さも鮮度と比例します。茎はかたいものほど鮮度が落ちているので、やわらかく細めのものがベター。購入後は濡れた新聞紙かポリ袋に包み、冷蔵庫の野菜室に立てた状態で保存しましょう。やわらかい葉先が折れないよう、伸ばして包み込むといいでしょう。

下ごしらえと調理のポイント

葉がやわらかい春菊はサラダなど生でもおいしく食べられます。生で使う場合は、やわらかい葉だけを選んで摘み取り、冷水に放ってから水気をきってシャキッとさせましょう。サラダはとくにごま油との相性が抜群。ベーコンや豚肉のように脂肪分が高いものか、桜えび、じゃこのように香りが強いものをごま油で炒めてから、生の春菊とサッと和えると簡単サラダのできあがり。

もちろん、ゆでておひたしにや白和えにしてもおいしくいただけます。また、かたい葉や茎は炒めものに利用しましょう。個性のある野菜なのでそのまま炒めて塩コショウするだけでも十分においしいですが、きんぴら風味や中華風、柚子胡椒などでさらにパンチを加えた味付けにしても。手に入りやすい旬の今の時期こそ、いろんな調理法を試してみてくださいね。

おすすめのレシピ

生春菊とささみのごま酢あえ

吉田 勝彦

97kcal / 15分
春菊の葉はやわらかいので、生で食べるのもおすすめ。しっとり蒸したささみをのせて、コクのあるごまだれでいただきます。たれの練りごまは分離しやすいので、少しずつ加えてよく混ぜるのがコツです。
にんじんと春菊の松の実味噌あえ

中村 陽子

102kcal / 15分
火を使わず、電子レンジで作れる手軽な一品です。松の実を加えた味噌だれは、独特のコクと風味があり、ごまあえとは違ったおいしさが楽しめます。やさしい甘さのにんじん、ほろ苦い春菊の取り合わせも絶妙。
牛肉と春菊のピリ辛炒め

大野 明衣子

524kcal / 15分
豆板醤でピリ辛に仕上げた、ごはんによく合う一品。春菊は火が通りづらい茎と火が通りやすい葉を、時間差で炒めるのがおいしくつくるコツです。調味料を先に混ぜ合わせておくと手際よくつくることができます。
春菊とさつまいものさっくりかき揚げ

井上 かなえ(てんきち母ちゃん)

270kcal / 15分
サクサク&ホクホク、2つの食感が楽しめるかき揚げです。揚げて凝縮された春菊のほろ苦さが、さつまいもの甘みをぐっと引き立てます。さつまいもは火が通りにくいので、小さめの角切りにするのがコツ。
白子とたら、春菊のスパゲティ

片岡 護

492kcal / 15分
冬が旬の和食材を使った片岡シェフオリジナルのスパゲティ。白子をソースに加えることで、濃厚なうまみが出てあとを引く味わいに。春菊のほろ苦さもいいアクセントです。驚きのおいしさをぜひ味わってください。

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