夏バテに効果絶大!「土用しじみは腹ぐすり」の理由

土用の丑の日といえば「うなぎ」ですが、もうひとつ、欠かせない食べ物を知っていますか? それは夏に旬を迎えるしじみ。「土用しじみは腹ぐすり」という言い回しが残っているほど、江戸の頃から土用の入りは「しじみ」というのが庶民の定番でした。

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江戸庶民の身近にあったしじみ

「納豆と蜆(しじみ)に 朝寝 起こされる」という江戸時代の川柳があります。これは肩に棒をかけ、両端の樽などに食材を入れて売り歩く「棒手振(ぼてふ)り」という個人の行商人の掛け声で朝起こされたという意味。江戸時代は店を持たない、いわば「青空行商人」であった棒手振りが、納豆や野菜、甘酒、醤油などを売り歩いて庶民の暮らしのニーズに応えていたのです。

そして数ある棒手振りの中でも定番だったのが、しじみなど貝類のむき身を扱う「むきみ売り」。朝の味噌汁の具として、土用の丑の日に食べるスタミナ食材として、しじみは江戸の頃から庶民に親しまれてきた食材なのです。

しじみが「腹ぐすり」とされた理由

日本で採れるしじみの旬は盛夏です。この時期のしじみは産卵を控えているため、旨味も栄養もたっぷり。小粒の貝にも関わらず、しじみは二枚貝の中でも良質なたんぱく質を豊富に含んでいます。このたんぱく質を構成しているのが、アミノ酸の一種であるタウリン、アラニン、グリコーゲンなど。これらはよく知られているように、肝臓の働きを助けてくれる作用があります。

その他、たんぱく質や糖質などをエネルギーに変える際に欠かせないビタミンB2、脂質代謝や造血作用の働きを持つB12も多く含まれています。さらに、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど、暑い時期には汗とともに排出されて不足しがちなミネラル分も豊富。「腹ぐすり」と言われていたのも納得です。

成長期の子供たちの貴重なたんぱく源として、若い母親には母乳の出がよくなる栄養食材として、そしてお酒好きの人には二日酔いを解消してくれる滋養食として、しじみは老若男女に好まれる食材でした。

味噌汁に、炊き込みご飯、しぐれ煮など、しじみ料理を食べて夏を乗り切るパワーを補充しましょう。

おすすめのレシピ

しじみ汁

飛田 和緒

43kcal / 10分
宍道湖の名産、シジミを使った島根県の郷土汁。ごぼうを入れることにより、ごぼうの香りとしじみの香りを合わせて楽しめる味に仕上げます。
しじみのクラムチャウダー

平井 一代

269kcal / 15分
あさりでつくることの多いクラムチャウダーを、今回はしじみを使ってつくります。しじみは身だけでなく、煮汁も加えるので栄養たっぷり。野菜は玉ねぎやセロリを加えても甘さがアップするのでおいしいです。
しじみカレーリゾット

東京カリ~番長

482kcal / 30分
日本有数のシジミ産地である宍道湖のシジミを使ったカレーをリゾットにアレンジ。しじみのだし汁をいかしつつ、身も楽しめる一品に仕上げました。付け合わせの梅の酸味とも相性抜群です

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