実は冬の食べ物だった? 朝鮮半島で冷麺が生まれたワケ

暑い日は焼肉屋に行って冷えたビールでカルビを流し込み、シメは冷麺で――なんていう暑気払いが最高ですね。このように日本では冷たくさっぱりした味わいの冷麺は夏の食べ物というイメージが強いですが、実はその起源がある朝鮮半島では、冬に食べられていた料理なのです。

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冷麺の本場は朝鮮半島でも北部に位置して、冬の寒さが厳しい平壌(ピョンヤン)です。なぜ、そんな寒いところでわざわざ冷麺が好んで食べられていたのでしょうか。これは朝鮮半島の家屋に普及している床下暖房「オンドル」によって、冬でも家の中は汗ばんでしまうぐらい暖かくなっているから。そんなポカポカの部屋では、温かい麺より、しっかりと冷えて酸味とうま味のあるスープにさっぱりしたシコシコの冷麺がピッタリなのです。

朝鮮半島で冷麺が食べられるようになったのは、19世紀半ば頃とされています。冷麺はそば粉を主原料にして、デンプンや小麦粉をつなぎにして練ったものを、穴の開いたシリンダー状の容器で麺状にしたものを茹で、冷水にさらして作られます。こうしてできた麺は、噛み切るのに苦労するほどコシが強い独特の食感。これを金属製の専用容器に入れて、ゆで卵やキムチ、錦糸卵、ナシなどを盛りつけて大根の水キムチの汁と合わせた冷たいスープをかけて出来上がりです。19世紀、朝鮮半島北部では、土地が痩せていたために小麦粉があまり収穫できませんでした。その代わり、痩せた土地でもよく育つそばが豊富にあったので、そば粉をメインにした冷麺が作られるようになったのです。

もともと冬の料理だった冷麺ですが、その味わいは蒸し暑い日本の夏にもピッタリ。最近は麺とスープがセットになった冷麺を取り扱っているスーパーなども増えているので、家庭でも試してみてはいかがでしょうか。

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冷麺風そうめん

きじま りゅうた

777kcal / 20分
マンネリになりがちなそうめんを冷麺風にアレンジ。スープには果汁100%のりんごジュースを使うと、手軽に本格的な味が楽しめます。具の豚しゃぶはざるに上げて自然に冷ますとうまみが逃げません。

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