低カロリーで栄養たっぷり! えのき活用レシピ
普段、味噌汁や鍋料理に放り込んでなんとなく食べていることが多いえのきだけ。あまり注目...
独特の食感や脂っぽさが嫌で「魚の皮は食べない」という人は結構多いようです。しかし、実は魚の皮には主役の身に勝るとも劣らぬ栄養素がたっぷり含まれているのです。
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魚の皮の主成分はコラーゲン。人の皮膚や筋肉、骨、血管といった組織は、主にこのコラーゲンというタンパク質で構成されています。食品として食べたコラーゲンがそのまま体の組織の合成に使われるわけではありませんが、体内でコラーゲンの合成に使われるアミノ酸はコラーゲン以外のタンパク質には含まれていないため、食品で十分にコラーゲンを摂取したほうが体にいいことに間違いはありません。
また、魚の皮には、粘膜の健康を保つビタミンA、糖質代謝に重要な働きをするビタミンB2も豊富。とくにビタミンB2は魚全体に含まれる量の10%近くが皮に存在しています。ビタミンB2は、背側の黒い部分に多く含まれていますが、ここには亜鉛も豊富。この亜鉛はタンパク質の合成や骨の発育に欠かせないミネラルで、体内で働く200種類以上の酵素に必要不可欠な栄養素でもあります。
そして魚の皮の裏側についている脂肪には、脳の働きを良くする効果で注目を集めているDHAやEPAがたっぷり。DHAやEPAは記憶力の低下や物忘れの防止や集中力の維持、心筋梗塞や動脈硬化の予防などにも有用性が確認されています。
ちなみに水戸黄門こと水戸光圀公は鮭の皮が大好物で、よく「鮭の皮の厚みが一寸(約3センチ)あればいいのに」と言っていたとか。そんな鮭の皮があったらちょっと薄気味悪いような気もしますが、確かに魚の皮は美味しいし、栄養も豊富。ぜひ食べるようにしましょう。
魚の皮が苦手だという人は、トースターやフライパンで剥がした皮を焼いてみるのもオススメ。カリッと香ばしくなって、ずっと食べやすくなると思います。
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