とんかつに千切りキャベツを添える理由

とんかつを注文すれば、必ずと言っていいほどキャベツの千切りが添えられています。このおなじみの組み合わせを作ったのが、日本で最初にポークカツレツ(とんかつ)を出した東京・銀座の洋食店・煉瓦亭でした。 最初はチーズを乗せた薄切りの仔牛肉にパン粉をつけて焼く「子牛のコートレット」にバターでソテーした温野菜を添えていましたが、当時の日本人の味覚には合わなかったようで不人気。そこで、素材を豚肉にして天ぷらのようにたっぷりに油でカラッと揚げてみたら大ヒット。これが現在の日本のとんかつの始まりです。付け合わせには試行錯誤の末にキャベツの千切りを添えました。当時の日本では生の野菜を食べる習慣もなかったのですが、日露戦争で若いコックが兵役で取られてしまったために、手間がかからないものにしようとした結果として生まれた組み合わせでした。ご存知の通り、千切りのキャベツは口がさっぱりして、とんかつの油っぽさを消してくれます。当時のお客さんからも歓迎されて、とんかつとキャベツは定番の組み合わせとなりました。

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そして、この組み合わせは味だけでなく、栄養面でも理にかなったものでした。キャベツにはキャベジンという成分が含まれています。胃薬の名前にもなっていますが、この成分は胃腸の働きを良くしてくれる効果があり、とんかつを食べた後の胸焼けや胃もたれを防いでくれるのです。また、キャベツにはビタミンCと食物繊維も豊富に含まれています。ビタミンCにも胃の粘膜の調子を整えてくれる働きがあり、食物繊維は油分の吸収を抑えてくれます。

ちなみに、コロッケや唐揚げ、アジフライ、カキフライなどの揚げ物とキャベツの組み合わせも同様に栄養面でもぴったり。うちで揚げ物を作るときは、忘れずにキャベツを切りましょう。

おすすめのレシピ

とんかつ

香山 中宣

829kcal / 20分
家庭でも上手にカリッと揚がる、失敗知らずのとんかつレシピです。豚肉を冷たい状態の油に入れて揚げるのがコツ。低温からゆっくり火を入れることで、肉がしっとりとジューシーになります。
王道ポテトコロッケ

コウ ケンテツ

488kcal / 40分
ホクホクのじゃがいもが主役。昔ながらの味わいにホッとする王道のポテトコロッケです。じゃがいもは、塩ではなく砂糖を加えて茹でるのが秘訣。さらに一度粉ふきいも状にしてからつぶすのも大切なポイントです。
アジフライ

笹岡 隆次

272kcal / 20分
揚げ物の定番、アジフライ。かつおだしで割ったソースを添えれば、違ったおいしさが楽しめます。あじを油に入れたら、しばらくさわらず衣が固まるのを待ちましょう。すぐにさわると衣がはがれて上手に揚がりません。

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