寒い季節においしい日本の“具だくさん汁”いろいろ

寒さが日に日に厳しくなってくる冬は、体がポカポカ温まる汁物がおいしく感じられる季節でもあります。豚汁、けんちん汁、芋煮、さつま汁など、具材が豊富で多様な栄養素をたくさん摂れる汁物は、冷え込みが厳しい夜にぴったりのメニュー。かつては各地方の名産だった汁物も、今では全国の家庭で普通に作られるようになりました。日本全国の有名な具だくさん汁についてご紹介します。

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豚汁

最もメジャーな全国区の具だくさん汁といえば、やはり豚汁。大根、ニンジン、ゴボウ、ジャガイモなどの根菜や、油揚げ、コンニャクなどの具材を豚肉と一緒に煮込む豚汁は、豚の旨味とコクが汁に溶け込んだ大人も子どもも大好きな全国区のお味噌汁です。豚肉から出る脂が汁の表面を覆って冷めにくいため、冬の戸外イベントでもよく振る舞われる人気メニューです。ちなみに、北海道と青森、九州北中部、そして近畿地方の一部では「ぶたじる」という呼び名が一般的だそう。

芋煮

里芋や牛肉などトン単位の具材を巨大な大鍋で煮込み、大型クレーンですくうニュース映像を見たことはありませんか? 毎年10万人を越す来場者で賑わう山形の「日本一の芋煮会フェスティバル」は、いまや秋の風物詩としてすっかりお馴染みに。地域によって醤油派と味噌派に味付けが分かれますが、里芋の具だくさん汁という点では一緒です。

けんちん汁

語源は鎌倉の建長寺での振る舞った「建長寺汁」からといわれているけんちん汁。崩した豆腐や根菜をごま油で香りよく炒めて旨味を引き出す精進料理です。味付けには地域差がありますが、薄口醤油ベースが一般的。いわば具だくさんの澄まし汁ですね。肉を使わず薄味に仕立てるぶん、野菜の風味が冴えてすっきりいただけます。

さつま汁

鹿児島県の薩摩地方の郷土料理。鶏の骨付き肉とさつまいもなどの野菜類を水煮し、甘めの味噌で煮込むのが特徴です。九州地方では麦味噌で仕立てるのが普通だそう。骨付き肉から出る濃厚な旨味が、甘めの味噌とまろやかに溶け合って体を内側から温めてくれます。

地域や家庭によって味わいは違えど、冬の具だくさん汁はいずれも豊富な栄養素を「汁ごと飲める」のがいいところ。例えばβ-カロテンは油で調理すると吸収率がぐんと上がりますし、水溶性のビタミンCも逃すことなく摂取できます。風邪やインフルエンザが心配なこの季節、具だくさん汁でたっぷり栄養を摂って健康な体を作りましょう。

おすすめのレシピ

根菜たっぷりの豚汁

青山 有紀

126kcal / 15分
身体がぽかぽか温まる豚汁は、おかずにもなるボリュームが魅力。根菜や長ねぎなど、うまみが出る野菜を加えることで、少しのお肉でも深い味わいになります。かつおだしは、二番だしでも十分おいしく作れますよ。
けんちん汁

笠原 将弘

161kcal / 30分
豆腐と野菜の具だくさん味噌汁。根菜やこんにゃく、木綿豆腐を組み合わせ、一汁でも食べごたえ十分。具材はごま油で炒めてから煮込むことで、さらにコク深く。白いごはんとシンプルに組み合わせたい一品です。

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